3年に1度介護報酬の改定がある。現時点でわかることを整理してみました。
日本経済新聞(2015/01/12)によると
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1月11日の大臣折衝で△2.27%と決まった。
内訳は処遇改善+1.65%、認知症の人へ手厚いケア+0.56%、平均サービス単価△4.48%で、その中でも特別養護老人ホームと通所介護(ディサービス)は利益率が高いということで大幅な減額となる。
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第117回社会保障審議会介護給付費分科会(2014/12/19)から
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看取り介護の強化。
日常生活継続支援の見直し。
在宅・入所相互利用の見直し。
障害者生活支援員の見直し。
経口維持の見直し。
経口移行の見直し。
療養食の見直し。
介護職員処遇改善の見直し。
特別養護老人ホームの多床室の居住費の一部を全額自己負担へ(低所得者対策あり)。
地域区分を7段階から8段階に見直すことでその他の地域は減額。
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全国介護保険担当課長会議(2014/11/10)
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入居用件の見直し。
一定以上の所得者の負担割合の見直し(H27.8)。
高額介護サービス費の見直し(H27.8)。
補足給付の見直し(H27.8)。
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特別養護老人ホームの費用(報酬や利用料)に関わるところだけを拾い上げた。こんなところでしょうか。(漏れていれば教えてください。)
他のサービスとあわせると…。いろんな事業を行っている法人は大変です。
資料を読んでもなかなかわからない。不安ばかりが募る。
新単価は2015年2月6日の第119回社会保障審議会介護給付費分科会ででるみたいです。厳しい内容は覚悟して対策を考えていかなければ・・・。