今回の介護報酬改定で、大きな出来事は科学的介護だと僕自身は思っている。
事業所でデータを入力し、CHASEに報告し、フィードバックを受けて、事業所で計画の見直しを行う。(令和3年度からはLIFEと名称が変更になる。)
加算をつけ、多くの介護ソフトが対応できるようして、取得しやすくする事によって、多くの事業所が算定する事になると思う。他の加算の上位区分を算定するには必須でもある。
当事業所が使用している、東経システムの福祉見聞録も3月中には対応するし、LIFEにも登録を申請し、4月から算定する予定でいる。
介護業界にもDX(デジタルトランスフォーメーション)が進んできている。
ここで集められたデータを分析して、フィードバックして、計画を見直して、ケアの質を高める。
いい事だと思う反面、画一的なケア。
どこでも同じケア。
状態が同じなら同じケア。
になりやすくなるのではないかと思う。
介護される方の性格や個性が反映しにくくなるのではないか。
その辺りは注意していく必要があると思う。
次回の改訂やその次を考えると取り組みについてもどんどん進めていかないと…。
それにしても、去年からの新型コロナウィルス感染症によって、世の中一気に、デジタル化が進んだ。
研修はほぼオンライン。その前までは全くなかったのに。
会議もオンライン
買い物に行けば、キャッシュレス。現金で買うのに気が引ける。
その流れに乗っていかなければならない。
どんどん業務を見直して、デジタル化していきましょう。