新型コロナ感染症対策のため、働き方についても変容している。
世の中は時間差出勤、テレワーク等を導入して人との接触を削減している。
介護保険施設においても、面会制限やクラスターを生まないような対策を講じるように厚生労働省から通知が出ている。
どの施設でもいろいろ検討し、対策を講じて、対応している。医療崩壊・介護崩壊にならないように努力している。
いろいろな制限をかけることにより、入居者様やご家族にもご迷惑をおかけしているし、協力してもらっている。ありがとうございます。
しかし、制限ばかりかけて仕方がないで終わらせていけない。
どうしたらいいのか、少しでもできることはないのか、と考えることが大切なことだと思う。
そんな思いや考えからオンライン面会を導入している施設が増えてきている。
当法人においても導入したが、好きな時に好きなようにとはいかない。時間制限を設け、予約制として対応している。
次のステップとしては、わざわざ施設にきてもらうことなく、ご自宅からオンライン面会できるようすることだと思うが、まだ先のこととなりそうである。
次のオンライン化として、会議に取り掛かっている。
会議については他の業界では既に取り組んでいることで、この業界でもこれからどんどん導入していくのだろうと思われる。
会議のオンラインすることのメリットはなんなんだろうか?
1)各ユニットやステーション等で見守り(サブ的な感じなると思いますが)をしながら会議に参加できる。
2)会議のために出勤する必要がなくなる。
3)会議のために移動する必要がなくなる。
4)会議のために来園してもらう必要がなくなる。
こんなところだろうか。
当然、新型コロナ感染症対策にもある、3密が回避できることもある。しかし、新型コロナ感染症が収束した後もメリットあるのでないかと考えている。
その次は、オンライン面会と会議を合わせて、入居者様とご家族とのケアプランの説明等に使われ、オンライン決裁というような流れになっていくのだろうと思われる。
この業界にもオンライン化の流れがきている。その利便性を有効に活用し業務改善に取り組んでいく必要があると思う。
他の業界に置いていかれないように。
人材確保の観点からも。
新型コロナ感染症が与えた、社会の変容は大きなことで、考え方を変えていく必要があると思わされた。
少しでもできることや、取り組めることからやっていきましょう。