令和3年8月から利用料の一部が変更になります。
負担の公平性と制度の持続可能性を高める観点から一定以上の収入のある方に対して、負担能力に応じた負担を求める見直しが行われる。
詳細については、利用されている施設等から案内がきていると思いますので、ご確認ください。
ここでは簡単に、変更点は
1)補足給付の預貯金の要件の見直し
2)食費の負担限度額の見直し
3)高額介護サービス費の変更
となっている。
この変更で利用料金が大幅に上がる方が出てくる。
例えば、利用されている方の負担限度額が3段階②に該当する方で、施設に入所されてる方は食費が月にして21,300円(30日で試算)、ショートステイを月10日間利用されている方だと、6,500円増額となる可能性がある。
その負担限度額の認定要件の預貯金額についても見直しがされている。今まで単身だと1,000万円だったのが650万円に引き下げられた。
簡単にまとめると、負担限度額の認定要件を厳しくして、預貯金等の資産がある方は支払ってくださいとなる。
制度維持のためには必要なのか?負担感が公平になっているのか?
よく検証して欲しい。
納得のできる制度になっていくことを願います。